古泉に好きだと言われた。

だけど信じられなかった。

だから言った「嘘だろう」。

古泉は歯を食いしばって綺麗な眉を寄せた。



「何故そう思うんですか」

俺だって意味なく

「そうとしか思えない」

否定なんかしないさ。

「僕は真剣です」

それだけの理由はあるんだよ。

「今度は何だ、ハルヒのどんな思いつきのせいだ」

駄目だな俺、言葉を間違えたかもしれない。

「馬鹿にしているんですか」

古泉がちょっと怒ってる怒らせたいわけじゃないのに。

「馬鹿になんかしてない」

怒らせたくない、だけど。

「ちゃんと聞いて下さい」

だってお前 俺なんかより大事な人がいるだろう?

「悪い、それに関しては嘘が言えないんだ」

俺なんか見ちゃこなかっただろう?

「好きな方がいるんですか」

こんなに悲しくなったりしないだろう?

「・・・いる」

悲しくなって 泣き出しそうで 叫びたくなるような



ああそんな泣きそうな顔しないでくれよ頼むから。





なんでこんな奴が好きなんだよ、馬鹿。






End


08.5.6

言いたかった言葉は啜り泣きに消えた。俺達はどこで間違えたんだろう?




ブラウザバックでお願いします